■ コンパクトデジタルカメラの限界


  デジタル一眼レフに比べ白トビ、黒ツブレしやすい
  小さなCCDに800万〜1000万もの画素子を詰め込んでいるため、画素あたりの光を受け止める容量が小さく、暗〜明までの階調に限界があり、デジタル一眼レフに比べ明るすぎれば白トビや暗すぎれば黒ツブレが発生しやすいといえます。
 
 
白とび写真   黒つぶれ写真
   
  液晶モニターを見てのピント合わせが難しい
 
多くの場合はコンパクトデジタルカメラの合焦マークで判断しシャッターを切りますが、微妙な調整を必要とする場合は液晶画面を見ながらスコープのピントリングで合わせます。その際のピントの山がつかみ難いというデメリットがあります。慣れてくるとピントの山も見えてくるのですが、最初は難しいといえます。
液晶のドットが目立ち
ピントが見難い
   
  ISO感度を上げると画質が荒れます
  最近ISO3200などという高感度での撮影ができるカメラが発売されていますが、画質面では実際に使用できません。最低感度または1段階上げる程度が画質の限界です。デジタル一眼レフのようにISO800でも写せるというようなメリットはありません。
 
 
ISO100   ISO400
最低感度での撮影なら高画質だが・・・
   
  撮影タイムラグ
 
液晶画面を見ながら撮影しているため、既に若干タイムラグがあり、さらにシャッターを押してからの応答性により更なるタイムラグが発生します。
あれ?いない・・・
   
  連写性能
 
最近のコンパクトデジタルカメラは高感度・高画素・手ブレ防止などの機能は高まっているものの、連写性能を謳う機種は極めて少なくなりました。デジタル一眼レフのように秒間5コマ以上写せれば成功率も上がるのですが、現状では3コマ/秒程度が最速で、3枚程度しかバッファの無い機種のほうが多くなりました。
手ブレ防止・高ISO・顔認識 あれ???連写がない・・




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